8620の加工 其の29

前照灯の取付ですが、オーナー様のご要望はLP−42と、シールドビームの組み合わせと云う事で、実機を調べた所、平機関区所属機で、3両此の組み合わせを確認しました。過渡期にはもっと多くの事例が有ったと思われます。

裏側だけ仕上げて置き、厚み等は扉に付けてから仕上げます。

ヒンジ受けに溶接(実物で)の為の”耳”を作成、半田付けしました。受けと耳はカシメておきました。

フライス盤と旋盤で部品を2個作り、煙室戸にセットしました。

ヒンジをt0,8板から切り出します。

ハンドレールノブは当工房 0179 煙室戸用を使用しました。取付シャフト径が0,5ミリで、全体も結構細いです。レールはφ0,4ミリに対応します。

シールドビームと嵩上げ板をカシメテから、煙室戸に半田付け、板と煙室戸をロックしてます。

ハンドレールノブとレール付けました。99%完成です。シャフトは未だ止めていません。

リングを入れて半田付けしました。前照灯座を作成しました。”架線注意”のプレートを貼る部分も有ります。

煙室戸に半田付け後カシメて有ります。

背の高いシールドビーム作成中。,
嵩上げ板を半田付けしました。

点灯式をご希望ですので、当初珊瑚さんの点灯仕様を、使う心算でしたが、同製品はレンズがプラ板を丸く抜いた物だったので、奥のLEDが見えてしまうので、普通のLP−42を使い、図の様に加工して見ようと思います。プラ製のレンズを薄くするのが難題ですが・・

裏に出た軸に0,4の穴を掘り、カンヌキ用の”錠”を差し込み、半田付けします。

カンヌキと錠で扉をロックします。

軸受にきつく入る様、ハンドルの軸を調整して、圧入します。

煙室戸枠と扉のセンターを合わせる治具を作りました。

扉とヒンジを線でロックしてから、半田をキサゲ、ヒンジの厚みを仕上げました。

此処まで出来ました。シャフトは仮の物です。

写真から寸法を割り出し図面を書きました。

難題の扉ヒンジを受ける部品ですが、自分で青梅の86の該当部を撮っていました。

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此処まで出来ました。

削り終わった裏に、丸棒を半田付けして、表を仕上げます。

φ15ミリの快削丸棒から扉を削り出します。裏から削ります。

内径13,6と16ミリを削ります。

煙室に入る部分φ18ミリで2,4ミリの段を削ります。

所定の寸法で突っ切り、段部分を咥えて表を仕上げました。

加工の合間に煙室内の部分を黒染めしています。煙突下にペチコート、下に吐き出しノズルが付くので塗料が廻らないからです、

取っ手取り付けました。

フライス盤にセットして、デジタルスケールで寸法出しして、穴を開けました。

ナンバープレート座作成取り付け、線でロックしました。

煙室戸裏にカンヌキ取付ました。

煙室戸のハンドルには軸受が必要です。

先ず煙室戸枠をセットし、ヒンジをセットします。次に扉をセットしてヒンジと扉を半田付けします。