8620の加工 其の28

煙室戸(開閉式)を作成します。先ずは図面から・・・
結構難題です・・・

特に問題は扉のヒンジを受ける部品ですが、実物は鋳物の様で、色々画像を探すのですが、此れと云うのが有りません。

煙室内に入れて見ました。未だ止めていません。

ノスドリル=チャックに咥える部分が三角で、6,5ミリ用のチャックに咥えられるドリルです。ルーマドリルと反対です・・・

各部品を組み付けました。ロストの原型みたいになりました。(ロスト製品には致しません)四角い管継手は部品が無いので、フライスと旋盤で作りました。

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各ドームと煙突部の水抜き穴を開けます。小さいドリルで開けて・・・

プレスで抜いた穴はダレテいるので、穴を少し拡げてきつく入る様に削った、引き物の部材を圧入します。

元の穴が解らない様仕上げました。

旋盤作業用のラフな図面です。φ20ミリの快削丸棒から削ります。

ルーターで穴を拡げました。

煙室内も少し加工しますので、煙室部に付くパーツを先に付けてしまいます。反射板ハンドルの、取付穴位置が後ろ過ぎるので、穴を埋めます。

約50年前のキットですから、ハンドレールノブは此の大きさでしょう。現在の珊瑚さんのキットには、小さいノブが入っています。

公式側もハンドレールノブの取付が終了しました。

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ドリルで穴を掘りますが、先ず4ミリのセンタードリルで開けて、8ミリのノスドリル、12ミリのノスドリルで開けます。

外形φ19,6ミリを削ります。

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煙室内部の加工に必要な部品作っています。
特にシリンダー排気の排出ノズルは、市販のパーツが無いので、苦労しています。其れとシリンダー中心と煙突の中心がずれているので、注意が必要です。

1tの快削板から入れ子を作成して、嵌め込みます。

半田付けして線でロックしました。

内側は可能な限り薄く仕上げました。

煙室部の用途不明の欠き取り(取説の絵には無し)を、埋めないとなりません。

仕上げました。

同軸受も取り付けました。

コンプレッサーの消音器取付穴埋めました。ブロアー配管用穴も埋めます。

不要穴埋め全部終わりました。

元の穴位置から1,2ミリ前に穴を明け、表示板付のハンドルを付けました。