キットの安全弁対応の穴を埋めなければなりません。安全弁は安達さんのパーツを使用しますので、M1のネジを切ったスペーサーが必要です。

美唄2号機の加工 其の40

汽笛ですが保存機には付いていません。現役時代の写真を参考にニワさんの上と、当工房9600用を合体して再現しました。

旋盤で座金2個作りました。M1のネジはボイラーに付けてから切ります。

現役時代の2号機の安全弁・汽笛位置ですが、キャブ寄りに偏っています。(実物写真をトレースしました)

実機の発電機はドーム間の中央ではなく、スチームドーム寄りですので穴位置修正しました。

矢印の2ヵ所の長穴も厄介です。右図の様に厚板から削りだします。

仕上げました。

非公式側の前2ヵ所のハンドレールノブはありません。此れも埋めます。

内側でたっぷり半田を流します。

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一番大変な穴埋め終わりました。

仕上げました

旋盤で右下の段付きスペーサーを作り裏から圧入・半田します。

サンドドーム寄りの穴1個をめくらにします。

実機の安全弁は丸い座金で取り付けています。

蒸気分配箱取り付けました。此れでバックプレートは完成です。

左右の注水器取り付けました。

スチームドーム上に留めボルト・吊環を付けました。

汽笛撤去跡を板で塞ぎます。

特殊な形状のハンドレールノブ 原型作りました。
美唄鉄道の4110型(2・3・4号機も)用です。

半田をキサゲました。

M1のネジを切ります。

こんな感じになります。

裏で半田付け

長穴を圧入して埋めました。

此の長穴は厄介です。1Tの板から穴埋め材を作ります。

エッチング抜の穴を修正して、板・線を圧入し、半田します。

ボイラーとバックプレートを合体の前に、ハンドノブの穴以外を埋めます。

少量の半田で仮止めし、良ければ線材で緩み止めします(左右共)

ボイラーとの継ぎ板のテーパー部を完全に仕上げます。